ダイヤモンド富士-1

ダイヤモンド富士

冬の代表的な風景としてすっかり定着した「ダイヤモンド富士」。富士山頂と太陽が重なり合う瞬間、奇跡の絶景があなたを包み込みます。

富士山頂に太陽が重なる瞬間。自然が織りなす神秘の絶景!

【 期間 】10月中旬~2月末まで

まずは「ダイヤモンド富士」って何?という初心者の方にわかりやすく説明します。
「ダイヤモンド富士」とは、富士山頂に太陽が重なる瞬間、ダイヤモンドのように輝く現象のことです。富士山頂に太陽が重なるのは日の出と日没時になりますが、山中湖で見られるダイヤモンド富士は日没時。秋から冬にかけて約4ヶ月半程の期間、観測することができます。
「ダイヤモンド富士」は、静岡県の田貫湖をはじめ多くの場所で見ることができますが、山中湖では非常に長い期間見られる事から「ダイヤモンド富士の聖地」として多くのカメラマンや観光客が訪れます。

ダイヤモンド富士を見るための準備

山中湖は標高約1000mの高地。防寒対策はお忘れなく!

山中湖は標高約1000mの高原地帯。特に真冬は寒さが厳しく、夜には氷点下になります。山中湖でのダイヤモンド富士の観測時間は夕方ですが、日中は暖かくても太陽が山頂へ沈むと急激に気温が下がるので、防寒対策は必須です。車の中に居ながら見ることのできる場所もありますが、たいていの場所では徒歩での移動が必要です。必ず準備をしっかりしてお出かけ下さい。
また、湖岸の浜は足場の悪いところが多いので、ヒールが高い靴、革靴などは避けた方が良いでしょう。
山中湖周辺には観光施設もたくさんあります。「ダイヤモンド富士」を堪能したあとは、温泉施設で体を温めるもよし、宿に一泊してゆっくり山中湖の自然を満喫するもよし。
良い思い出を残すためにも、しっかりと事前準備をして快適に「ダイヤモンド富士」を楽しみましょう!

ダイヤモンド富士の見える期間・時間について

比較的天候が安定している2月がおすすめ!

山中湖では、10月中旬から2月末位の期間で「ダイヤモンド富士」を見ることが可能です。三国峠から始まり、旭日丘から平野、長池を通り、ホテルマウント富士下付近で湖越しのダイヤモンド富士は一旦終了。その後、花の都公園で1ヶ月半程見られ、冬至を境に今までのルートを戻っていきます。
約4ヶ月半程、お天気が良ければほぼ毎日観測できるのですが、10月から12月頃は天気があまり安定せず、綺麗なダイヤモンド富士を見ることが難しいです。
遠方から「ダイヤモンド富士」を見にお越しの際は、天候などの下調べをおすすめします。比較的近くの地域にお住まいの方は、山中湖交流プラザきららに設置された富士山ライブカメラ「絶景くん」を見てから移動するのも良いでしょう。
※下記リストの場所、時間は、あくまで参考データです。
1. パノラマ台付近

<観測可能期間>
10月16日:16時22分頃/2月25日:16時50分頃

平野地区から県道を小山町方面に向かい、三国峠のちょうど中腹あたり。眼下に山中湖を望み、富士山だけでなく、南アルプスまで眺めることが出来る富士山撮影の大人気スポット。山中湖でのダイヤモンド富士はこのパノラマ台付近で10月中旬から見え始め、2月末にここで終わります。峠道の為、冬は路面が凍結しノーマルタイヤでの走行は危険ですのでスタッドレスタイヤを装着の上お越しください。




 
2. 旭日丘湖岸

<観測可能期間>
10月18日:16時08分頃/2月22日:16時35分頃

冬至前では最初に、冬至後では最後に湖越しのダイヤモンド富士が見られる場所です。人気のある平野・長池地区とはまた違った雰囲気のスポットで、近くに日本の渚百選に選ばれた、山中湖の絶景スポットの一つ「夕焼けの渚」を含む旭日丘地区湖畔緑地公園もありますので、撮影後の夕焼けを続けてみて見るのもいいかもしれません。浜も広いので撮影しやすい場所です。




 
3. 平野湖畔

<観測可能期間>
10月27日:16時03分頃/2月16日:16時33分頃

逆さ富士を見ることのできる、山中湖の撮影ポイントの中でも1位2位を争うほど人気のあるポイント。ダイヤモンド富士の時期には湖畔沿いにズラ~っとカメラマンが並ぶ面白い光景もここならでは。撮影目的で来る方は、お早めにお出かけください。運がよく、風がなく湖面がフラットな状態だと、湖面に映るダイヤモンド富士も一緒に見ることができるかもしれません。通称「ダブルダイヤモンド富士」。




 
4. 平野湖畔2

<観測可能期間>
10月31日:16時00分頃/2月11日:16時29分頃

平野湖畔の端の方へずれた地点。冬至前は平野地区最後、冬至後は始まりとなるポイントです。このあたりはダイヤモンド富士撮影スポットの中でも比較的浜辺のスペースが広いのが特徴で、多くのカメラマンや観光客の方々がいらっしゃいます。このあたりの特徴は長池方面の峠(ママの森)が富士山の裾野にかぶり、きらら横の地点とはまたちがった景色です。(写真参照)





 
5. ママの森下

<観測可能期間>
11月03日:15時48分頃/2月08日:16時19分頃

長池地区の撮影スポットの代表的な場所のひとつ。平野地区より富士山が大きく見えるのが特徴で、湖越しの富士山の雄大な景色をご覧いただけます。長池地区は湖畔も狭く、駐車スペースも少ないため、親水公園に駐車して、徒歩にてポイントへ向かうのがいいでしょう。道幅も狭いため、路上駐車や民家・宿などの敷地内への無断駐車はお止めください。マナーは守りましょうね!





 
6. 長池湖畔

<観測可能期間>
11月06日:15時44分頃/2月05日:16時13分頃

ここでは多くの人たちがサイクリングロードに横並びでダイヤモンド富士を眺めます。浜は少々狭いですが、公園脇から降りることが可能です。駐車場もありますが、混雑が予想されますのでお早めにお出かけください。道幅も狭いため、路上駐車や民家・宿などの敷地内への無断駐車はお止めください。マナーは守りましょうね!





 
7. 大池浜

<観測可能期間>
11月13日:15時33分頃/1月30日:16時03分頃

この地区は白鳥の給餌場で、白鳥をはじめ野鳥が多く見られます。運がよければ?富士山、湖、白鳥のダイヤモンド富士が撮影することが出来るかもしれません。富士山にも近く、人気の撮影スポットの一つです。山中地区の湖岸もハッキリ見えます。浜も広く撮影はしやすい場所です。





 
8. 梁尻

<観測可能期間>
11月15日:15時30分頃/1月27日:15時55分頃

パノラマ台、旭日丘、平野、長池と周り、この時期は山中地区で少し確認できます。山中湖で見るダイヤモンド富士の中でもっとも富士山が大きく見ることのできるポイントです。浜には簡単に降りることができますが、少々狭い場所です。この辺りは富士山に向かい縦に伸びる浜が特徴です。湖畔に無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。





 
9. 花の都公園

<観測可能期間>
11月末:15時23分/1月中旬:15時46分頃

山中湖の人気スポットの一つ、「花の都公園」で11月末~1月中旬位まで広い敷地内で確認することができます。(この頃の公園内には花は咲いていません)山中湖で見られるダイヤモンド富士は冬至12月22日頃を境に今度はパノラマ台へ向けて来た道を戻って行きます。山中湖は季節を、年を跨いでおよそ4ヶ月程ダイヤモンド富士を見ることのできる唯一の場所です。





 

マナーを守って「ダイヤモンド富士」を楽しみましょう!

駐車場・路上駐車について

毎年、ダイヤモンド富士を観測しに多くの方々が山中湖を訪れます。週末には観測地点付近の駐車場は埋まってしまうため、路上駐車される方もいらっしゃいます。山中湖の観測場所は比較的狭く、駐車場はもちろん観測スペースすらとれない場所もあります。グループや家族の方々はできるだけ乗り合わせてお越しください。また、近隣の方や他の観光客の迷惑となりますので、路上駐車は絶対にお止めください。


カメラマンさん達へお願い

ダイヤモンド富士が見られる期間は、毎年多くのカメラマンの方々が訪れ、思い思いに撮影を楽しまれています。その一方で、一部のカメラマンさんのマナーの悪さが目立ちます。風景写真は、あくまでもありのままの自然の美しさを写真に収めるもの。自然に手を加えたり、自然を傷つける等して撮られた写真は風景写真とは呼べません。また、ダイヤモンド富士のシャッターチャンスは一瞬なので、少しだけという気持ちで路上駐車をする方も少なくありません。奇跡の瞬間を撮るには、時間に余裕をもった行動を心がけましょう。 自然を大切にし、共生する気持ちを忘れずに、最高の写真を撮影しましょう!

ダウンロード:ダイヤモンド富士ガイドマップ

上記の場所や時間等が掲載してあります。お出掛け前にダウンロードしてお使い下さい。

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