山中湖初詣スポットをご紹介-1

山中湖で迎えるお正月

富士山のパワーをいただいたあとは、初詣にお出かけしませんか?山中湖村内の初詣スポットをご紹介します。

山中諏訪神社

富士山の懐に抱かれた富士五湖の一つ山中湖に位置し、豊玉姫命をご祭神とする「山中諏訪神社」。
縁結び・子授け・子宝・安産・子育てに御利益があるといわれています。別名「山中明神」と呼ばれ、毎年9月4~6日に行われる例大祭「安産祭り」では、御神輿を担ぎご利益に授かろうと妊婦や幼子を背負った母親、新婚女性などが全国から集まります。非常に珍しいお祭りとして全国的にも有名です。

山中浅間神社

静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社を総本宮とする浅間神社は、富士山信仰の重要な文化財のひとつで、全国各地の富士山を眺めることができる地に建立されました。
山中浅間神社もそのひとつで、平安時代に造営されたことが始まりです。
主祭神:木花開耶姫命

山中出口稲荷神社

当神社本殿前を、往古より甲駿往還が通っており、今も街道跡の面影が残っています。当時の主な輸送手段として、駅馬が重要な働きをしていましたが、当該地は北向きで急勾配なため最大の難所であり、特に冬期は積雪や凍結のため馬の事故は後を絶ちませんでした。
当地では、農耕ばかりでなく、賃金収入の重要な役割を果たす馬を、多くの家で同じ住まいの中に飼うほど、ことさら大切にしていました。村人はその生活の糧の馬を失うことを憂い、幾多の群議を重ねました。そして「慰霊と安全」を願って馬に縁のある「稲荷様」を祀ろうと、京都「伏見稲荷」に勧請(かんじょう)し、霊験あらたかな五穀豊穣、商売繁盛の神として、旧山中村の北の出口である現在地に「正一位山中出口稲荷神社」と命名、小祠を造営しました。
「稲荷様」は、里人はもとより、近郊近在の多くの人々に信仰も厚く崇拝され、その後社殿の老朽化が進み、数回の増改築を経て現在に至っています。

神社入り口「略誌」より

平野天満宮

平野天満宮は学問の神様である菅原道真と、武勇・医療・産業・五穀豊穣の神「須佐之男命」が祀られ、文武ともに御神徳のある神社として崇拝されています。
奉納神楽として江戸時代から伝承される「天岩戸神楽」は、雌獅子神楽で女らしく膝頭を付け内股で舞うのが特徴で、山中湖村の無形民俗文化財にも指定されています。
7月14・15日に行われる例大祭では、お神輿が平野地区内を練り歩き、「天岩戸神楽」が辻々で舞われます。

石割神社

石割神社は403段の階段を登りきり、さらに30分ほど歩き続けた方にしか辿り着くことができないスポットです。
神社の大岩は大迫力!割れ目を3周まわると願いが叶うとも・・・。
車では辿り着くことができませんので、飲み物や服装などの準備をしっかりとしてから訪問しましょう。

駐車場はGoogle Mapで「CWR3+55 山中湖村、山梨県」を検索してください。

寿徳寺

山中湖の東岸の平野にある古刹。この地が駿河と相模の国境に当たるため、戦国時代には武田信玄公が国境守備の祈願所に定め栄えました。狩野常信作といわれる涅槃図(ねはんず)、明兆作といわれる星曼陀羅(ほしまんだら)、武田家印判状など貴重な文化財が多くあり、石灯篭の並ぶ参道や、古びた鐘楼などに格式が漂います。
また、裏手の墓所には国際的なプリマドンナとして有名だった三浦環(みうらたまき)のお墓があります。作曲家プッチーニに「マダムバタフライはあなたによって初めて成った」と称賛されたその歌声は、多くの人に感銘を与え続け、世界のオペラ界に輝かしい偉業を打ち立てました。墓碑には「うたひめはつよき愛国心持たざれば 真の芸術家とはなり得まじ」と自筆の詩が刻まれています。

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