第16回山中湖フォトグランプリ入選作品-1

第16回山中湖フォトグランプリ 入選作品

2019年1月1日~2023年1月31日の作品募集期間とした「第16回山中湖フォトグランプリ 」の入選作品の発表です。
第16回目となる山中湖フォトグランプリでは『フォトアワード部門』と『観光フォトコンテスト部門』の2つを設け、合わせて565点もの素晴らしい作品が寄せられました。
一瞬を切り取ったような感動的な作品、山中湖の魅力が表現された素晴らしい作品の数々をゆっくりとご覧ください。

■協賛 
ホテルマウント富士/山中湖ペンションユニオン/富士汽船株式会社/株式会社モンベル
■後援 
山中湖村/山梨日日新聞/山梨放送/富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
■協力 
株式会社フジカラー/山中湖写真ギャラリー/株式会社ナイスク/株式会社バッファロー/リコーイメージング株式会社

【総評】第16回山中湖フォトグランプリに寄せて

関連資料

【フォトアワード部門】

最優秀賞 『冬麗』渡邊 森隆

〈審査委員長講評〉
おそらく山中湖のロケハンを何度もしたと思われる作者。冬になると景色は一変する場所、湖が近く小川の流れ込んでいる場所が霧氷になったら美しいことを想像してのシャッターチャンスを捉えた見事で美しい作品。富士山も小さめではあっても、しっかりとした存在感で、白とブルーだけのコントラストも素晴らしい。

優秀賞 『夜の笠雲』小山 幹男

〈審査委員長講評〉
笠雲は普通昼間の写真が多いが、真夜中・黒色の世界で白と黒のコントラストで笠雲がより浮かび上がって別世界のように見える。画面中央に富士山を配し5合目から上の部分の雪模様だけで構成し、インパクトが強い反面、天空の星でより静寂感あふれる写真になっている。

山中湖観光協会長賞 『空と大地』長谷 直紀

〈審査委員長講評〉
澄んだ空の光を受け山中湖の形がくっきり、そして夜明けの後光も大胆に、地球の壮大さを感じる。画面の山中湖の位置が真ん中なのが気になるので、やや左へ持って行く配置だったらもっと素晴らしい作品になっていたと思う。最も美しい空の色の、短い時間の中での撮影かと思われる。

審査委員長賞 『ハロと白鳥』関根 元治

〈審査委員長講評〉
見事はハロ(日暈=ひがさ)と富士山を中心に収め、縦位置構図で太陽と富士山そして、白鳥を一直線で結び、無駄の無いレイアウトになっている。2羽の白鳥の向き合っている姿からも作者のシャッターチャンスを捕らえる旨さが光っている。山中湖の特徴をよく表現している。

山梨日日新聞社賞 『秋の小道』渡邉 輝実

〈審査委員長講評〉
ここは紅葉が真っ赤一色になる場所。彩りもトリコロールカラーで空の青、富士の白と紅葉の赤のみで構成している。富士は小さくても濃い色合いの中に純白と言う強烈な印象を与える作品。

山梨放送賞 『夢見る明日へ』長田 初代

〈審査委員長講評〉
夕焼けで美しく染まる中、なんとも幸せな家族の雰囲気が伝わってくる写真。富士山のシルエットとさざなみに逆さ富士、そして小さい子どもと両親の楽しげな自然のポーズがこの写真を引き締めている。

入賞 『降雪の朝』原川 哲仁

入賞 『頂きの煌き』小俣 仁

入賞 『MIDNIGHT SWAN』勝亦 裕

入賞 『霧氷の朝』児山 進

【観光フォトコンテスト部門】

最優秀賞 『夜空の花畑』外川 修

〈審査委員長講評〉
山中湖恒例の花の都公園の冬花火。富士山と花火の位置も打ち上がるまで分からない中、良いバランスで撮れている。また、左下の方のライトアップが画面に華やかさを加えている。大輪の花火が夜空に綺麗に開いて申し分ない写真。

山中湖村長賞 『愛』飯沼 千晴

〈審査委員長講評〉
題名通り白鳥の愛らしいポーズがハートの形になっている。しかも逆さ富士の山頂を隠すことなく、この瞬間を待っていたのか、まさに決定的瞬間と言える。富士山と湖の逆さ、つがいの白鳥の全ての距離感も無駄なくおさめたバランスの良い作品。

ホテルマウント富士賞 『富士山噴火』相澤 貴伸

〈審査委員長講評〉
何より山頂に残った小鳥のような小さな雲が可愛らしく、題名の恐ろしさを忘れる。もう少しアップにしたいところだが、空に真っ赤な雲間の一直線の輝きが走り、下の部分の重たい雲との対比が面白い。

ペンションユニオン賞 『富士山とせいくらべ』多田 弥千代

〈審査委員長講評〉
日本一の高さの富士山頂上とあどけない小さな子どものポーズがその距離を利用してうまく撮れている。記念写真も一工夫すると、タイトルのようないつまでも思い出に残る写真となる。これからも色々な所で同じポーズの写真を撮ると言うのは如何でしょうか。

mont-bell賞 『真夜中の夢』名倉 盾

〈審査委員長講評〉
とても不思議な写真。月の白い虹かハロの一部か珍しい現象。湖の雲海に街明かりが写り、雲の切れ目の青空もさらに不思議さを増している。山頂の笠雲も全て夢の中のようだ。

白鳥の湖号賞 『彩虹な朝!』伊与久 洋信

〈審査委員長講評〉
下の湖面にまで虹が映り込み、しかも虹の円のなかに真っ赤な赤富士と白鳥の湖号も入って山中湖らしい風景になっている。偶然とは言え本当に珍しい贅沢な写真。ワイドレンズで虹を切る所なく、全て羨ましい瞬間を捉えている。題名の語呂合わせも面白い。

入賞 『何してるの?』山田 浩之

入賞 『富士に降る星』加藤 順子

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